学問・資格

見ることの大切さ

人は見る生き物と言われています。これは、私達が生活していく中で、目からの情報に重点を置いているからと考えられています。しかし人が日々成長していく中で、この『見ること』の概念を捉えた場合、それは単に漠然と見るのではなく、物事・人物を注意してみること、すなわち見習うことを指すということに気付くと思います。注意深く観察し、知識を得、自分なりに体験し、そして自分自身の能力として取り込んでいくこと、これこそが人は見る生き物と言われる所以でしょう。

高校留学生や、高校を卒業したてのお子さんを留学に送り出そうとする、お父様やお母様とお話していると、『留学させて外国を見せてあげたい』とお話いただくことが良くあります。この漠然とした『見る』という表現は、まっさらな状態で何でも貪欲に観察し、見習い、体験し、吸収しておいでという、とてもとても大きく暖かいエールに聞こえます。書籍や媒体で得られる、単なる薄い知識ではなく、見て体験したことこそが、子供の財産になることを理解されているのだと感心させられます。そしてその財産は、それこそ目で見ることが出来ませんが、子供の人生そのもののみならず、教育としてその子供の子供、そして、そのまた次の世代に形を変え受け継げられる、とても暖かな宝物になっていくのでしょう。

見ることの大切さを理解している親御様は立派です。そして子供自身の目で見ることは、親の庇護の下では出来ているようで、なかなか出来ていないことをご存知なのだとも思います。それだからこそ、海外に出してあげたいという親御様の思いには、とても大きな愛情を感じずにはいられません。

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上原ひろみさんのコンサート

世界的に有名な浜松出身のジャズピアニスト、上原ひろみさんのコンサートがクリスマスイブに浜松市で行われます。音楽の秀才が集まるボストンのバークリーへの留学・そして見事に主席で卒業され、現在大活躍中の彼女ですので一度生のコンサートに行きたいと思っていました。たまたまアポロ留学センターをご利用いただいた方が上原さんの小さい頃からの友人と言うことで、チケットを取ることが出来、また貴重な音楽留学についてのお話もこの方を通して上原さんからお聞きすることが出来ました。本当に感謝しています!!

浜松市は凄い人・企業をよく輩出しています。古くは徳川家康が治めており天下人としての基礎を固めたところです。また自動車・オートバイ・楽器・電子機器・食品など世界的な企業がひしめいています。私のような浜松市以外で育った人間には、なんて活動的な町なんだろうと思わされます。こんな良い町だからこそ、色んな人材が出てくるのかなとも思います。これからも世界に通用する浜松の人間が育ってくるのではとわくわくしています。

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大手留学業者 ゲートウェイ倒産について

ゲートウェイの倒産のニュースを聞き、同社を使った留学生たちはどうなってしまうのだろうととても心配になりました。税務上、留学生の授業料やホームステイの費用、海外傷害保険の費用は預かり金として、仕分けられているため従業員の給料や事業資金に回してよいお金ではありません。その後のニュースで見ると留学を申し込み、既に大金を同社に振り込んだ留学希望の方が留学できない可能性が高いとのことで本当にやり切れません。以前にも仙台の留学業者が破綻したときも同様のことがあり、最近ではノヴァがありました。留学業者は留学生のお金、時間、機会を本当に親身になり相談・手続き・サポートしなければいけないはずです。

売り上げやノルマ等の数字に追われる留学営業員ではなく、留学生それぞれの方の熱い思いや考え方に共感・協力できる留学業者であり続けたいと思います。

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Is Japan ・・・・ OK??

先日ニュージーランドの友人から電話があり、〝日本は大丈夫なのか??〝と心配していただきました。内閣総理大臣の突然の放棄、様々な食の安全神話の崩壊、格差社会が原因の凶行、薬害C型肝炎・・・どれもが彼に言わせるとモラル上とても信じられないことだと言うのです。特に一国の総理大臣の突然の辞任、それも2度も続けてと言うのは日本の世界的な価値を一気におとしめてしまったのだと痛感しました。経済界では日本はたゆまぬ努力や粘り強さの結果、世界一流の企業が強く育っているのですが、政界は日本のブランドイメージや特に海外で活躍する日本人の誇りを著しく落としてしまったように思います。政治だけにとどまらず、医療関係でもモラルを疑うことがあります。薬害C型肝炎は事故としては20年以上前に起こったものですが、未だに被害者への救済が出来ていません。アメリカでは血液製剤がC型肝炎を感染させるものと早いうちから気付いており、素早くフィブリノゲンの使用停止を決めていますが厚生省もその事実を把握していたにも関わらず、フィブリノゲンはその後しばらく、産婦人科を中心に使われてしまったのです。一体何のために何の説明も患者になく、このリスクが高い血液製剤が使われ続けたのでしょうか?薬害C型肝炎発覚以降も、採血用具の使い回しが最近になってもまだ行われていると発覚し、生命や健康に対するモラルもここまで落ちているのかと感じます。医療の現場では、未だに手袋を使用していない歯科医師がいたり、手術を手袋や血液検査をしないで行う医師がいます。(実際私が唇を切ったため、手術を受けた皮膚科ではそうでした。)感染症に関する意識の向上は個々の医師のほか、現状を考えるともっと保健所や行政が指導する必要があると思います。そしてご存知のように今回は農水省管轄の食糧問題がおきています。健康を守る厚生省・食を守る農水省・そしてすべてのトップの総理大臣・・・。すべてがぐらぐら揺らいでいるようです。大丈夫かな日本・・・。

良い政治・良い社会は賢い国民によって出来てくると思います。モラルの低下している現在、もっと国民が声を大きく正しいことは正しいと言えるようになっていかなければいけないと思います。先人が示してくれたように日本人はとても賢いのですから、英語圏の人々のように思いを口にできるようになっていければ、もっと素晴らしい日本になっていくように思えてなりません。

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日本独自のマナー

私は日本人がとても好きで、海外に永住など全く考えられることができませんが、海外での生活と比べこれは日本人が直していくべきことだと思う事があります。まずは自転車の運転。地球温暖化が叫ばれている中、自転車に乗ることはとても環境によいと思いますし、私も極力利用していますが一度町を走ると色んなところから縦横無尽に走る自転車に遭遇します。自転車の速度は転ばない最低限の速度でも10キロは出ているようですので、これは危険です。英語圏では日本より厳密に車両と考えられており、ヘルメットの着用義務やクルマと同じ交通ルールに従う必要があります。ただし海外の車道は広く、都市によっては自転車専用道路があるため、今の日本の道路幅や交通インフラで、自転車は何が何でも車道を走れと言うのは危険すぎます。日本独自のルールを確立する必要があるとは思います。日本独自のマナーと言うよりは、マナーが無い好き勝手な状態と言う方が正しいかも知れません。

第2に喫煙のマナーです。未成年者がタバコを吸ってはいけないという厳密なルールが存在し、最近ではカードが無いとタバコを買えない仕組みになっていますが、タバコを吸う大人のエチケットはまだ低い場合があります。

日本ではタバコの規制が緩く、学校でも職員室で教員がタバコを吸い、吸殻や灰は掃除当番の生徒がするのが普通でしたが、英語圏の中学・高校では暴挙と考えられます。これは海外の先生方に恥ずかしくて言えない昔話でもあります。オフィスビルでは、禁煙としているところが多い反面、他の会社と共有部分のトイレや、階段、廊下などで喫煙するケースもよく見られ、用は自分の会社内では吸わない手前主義的な禁煙が横行しています。

これはエチケットが無い行為と思われても仕方が無いと思います。なぜ禁煙なのかと言うことを考えれば自ずとどこなら吸えるのか考えればと思います。考えた結果がトイレや階段・廊下というのあれば、あまりに大人としてのマナーに欠けています。屋根のあるところでタバコは吸わない。小さな子供がいる近くでは屋外でも吸わないという、海外では常識のマナーが育って欲しいと願っています。

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高校留学・5教科だけが勉強じゃない。

カナダ・ニュージーランド・オーストラリアの公立高校の先生方とお話しする機会が大変多い私ですが、日本の高校と海外のそれらの高校との最も大きな違いは選択できる教科の数です。所謂5教科(英語・数学・科学・社会・国語)が日本の主な進学校の教科ですが、カナダ・ニュージーランド・オーストラリアの高校では、国家テストを受けるための英数科学社会はもちろん必須科目ですが、それ以外の科目で芸術科目である音楽(クラシック・コーラス・ジャズなど)・美術(近代美術・絵画・コンピュータグラフィックなどそれぞれ独立していて多彩です。)・言語学(フランス語・日本語・ラテン語・ドイツ語・スペイン語など)経済学(経済・会計・経営・ビジネスなど)、演劇、野球、サッカー、食品、スポーツレクレーション、工学(IT、コンピュータ、自動車修理、機械エンジニア等)豊富にあります。

 海外の高校の先生方に、豊富な選択科目の存在のメリット・デメリットについて聞いてみたところ、ほとんどの方が、メリットとして社会の縮図としての高校教育を捉えた場合、全ての人間がホワイトカラーで社会活動をするのではないため、豊富な選択肢はより生徒にとり役に立つとの考えでした。また日本のように普通高校・工業高校・商業高校と分けてしまうのではなく、科目を自由な意思で決めることの方が、生徒のモチベーションを高めることができると考えています。社会の縮図を学校教育に取り入れている方法は、実は日本でも行っており、代表的なものに学校の先生の男女比をほぼ1:1にしています。これは半数の生徒が女性、そして半数の生徒が男性となっているからで女性は女性としての教育や指導を、男性は男性としての指導が必要と考えられているからです。社会の環境に合わせた教育が、とても大切なんですね。

 デメリットは、人数の少ない高校では、科目の人気に偏りが出た場合毎学期選択することができないコースが出てくることが考えられることと、専門の職員をたくさん必要とするため教育のための税金投入が大きくなることとのことです。

 海外の高校は公立であっても広大な敷地を有していることが多く、複数の運動場、ラグビー場、ジム、温水プール、図書館、化学実験室、演劇場・農場など日本の高校以上の設備を有しています。英語力の向上は元より、画一的な教育から一歩も二歩も離れた学習環境が海外の高校にはあると言うことができます。

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勉強するのは恐いから??楽しいから??欲望から??

〝人が最も集中して勉強する瞬間は怖い時〝という言葉があります。特に死を身近に感じるときこそ、膨大な知識を短時間で吸収し覚えるそうです。確かに戦国大名も常日頃、近隣の国々から攻められる恐怖を身近に感じ、死に物狂いで情報収集や分析、実践を行いさらに学習・発見をして領国運営・外交を行ったことは明白です。命を賭けた戦いから得られた膨大な知識は、孫氏・戦争論などの書物ともなり、現在でも有用なビジネス書としてよく読まれています。

現在の日本では、〝学力が落ちたのはゆとり教育に原因がある。だからゆとり教育をやめ、授業数を増やそうではないか!〝との結論に至りましたが、結果として落ちた学力は上向くのでしょうか?目的意識があり、学習意欲がある子供はゆとり教育とは関係なく学習をしているはずなので、これらの子供たちにはあまり関係が無いのではと思います。カギを握る目的意識が乏しく、学習意欲も無い生徒の場合はどうなんだろうかと結果を見たいと思います。

海外でがんばっている留学生を見ていると、成績の良い生徒達は2つのタイプに分かれていることに気付きます。一つは海外で生活することがとても好きで日々英語を話せることや現地の高校や大学で勉強できる幸せを実感している生徒。たまに頂く写真や手紙からも”楽しいんだよ”っていう気持ちが満ち溢れています。2つ目のタイプは何か物にしたいという意欲を持っている生徒。初志貫徹・大変でもがんばってみせるぞという生徒です。前者からはどんなことからも楽しみを見つける明るさ、後者からは環境の変化に動じない強さみたいなものを感じます。

これらの留学生たちは始めから決して英語ができて、海外で生活をしていたことがあるような特別な人ではなく、普通に公立の中学や高校に通っていた生徒達です。英語力も5段階中2・3ぐらいの成績の方が多いです。でも一人で海外に行き、英語を何とかしなければ授業に出ても分からない・バスにも乗れない・ホームステイで会話ができない等、生活に溶け込むことができないという必要から英語力が身に付き、ひいては明るさや強さを身に付けて行きました。必要性が英語の能力にも精神的にも有効に活用したんだと思います。

無味乾燥な学習を見ていると、成績を上げるには、勉強が楽しいのか・直接的に生きていくのに必要なのか・がんばれば欲望が満たされるのか、のいずれかが無いと継続的な努力が難しいのではないかな?と感じることがあります。家庭や学校・社会で恐怖があって良いはずがありませんので、戦国時代のような攻め込まれる怖さが学習意欲向上のきっかけとなってはいけません。そこでお父さんやお母さんが学んだり考える楽しさ、がんばれば何か形として残るという欲望がかなうこと(成功体験)を教えてあげると、勉強は苦しみだけではないなと、思える生徒もでてくるのではないかなと思います。

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ゆとり教育廃止の掛け声

日本の教育のシステムを作っている方はどのぐらい公立の学校のことを知っているのだろうか?とつい言ってしまいたくなる。通常の学校では曜日によって違うが、朝8時30から授業が始り、15時30分に終わる。この間先生方はほぼ生徒たちの授業を受け持つこととなり、授業以外の仕事、テスト作り、テストの採点、授業構成、会議などは所謂放課後にと言うこととなる。これだけで既に労働基準法で定められているはずである8時間労働を優に超過し、できない仕事を家で行うことも致し方なくなってしまう。私が留学について色んな学校を訪問させていただいていて思うのは、学校の先生方は一生懸命働いていて尚且つ勤務時間がとても長いこと。しかもお家で学校の仕事をしなければ学校運営が回っていかない現実。

ほとんどの先生が学校の仕事のためのコンピュータを自腹で購入し、尚且つ超過勤務になっている実態。世間で言われている不払いには該当しないのだろうか?学校の先生はただ授業をやっているだけではない。これをシステムを作る人たちはケアしなければいけないと思う。

掛け声だけで後は現場が何とかすると言うのでは、誰でもできる。人材も資金も不足している中、果たしてゆとり教育廃止はどのように行われるのか注意深く見守って行きたい。質の良い教育は、現場のモチベーションの高さがあってこそのものだと信じている。

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